【母屋 床・庇】
【母屋 床・庇】
まずは腐食した部分などを排除します。(使えそうな材は取っておきます。)
すっきりです。
大正のころに増築されたであろう庇部分の水周り。こちらもすっきりです。
通風が遮断され、湿気がこもり、土台が溶けてなくなってました。
*家の寿命が縮む要因。最近の家にもよく見られます。(安易な増築はやめよー)
今回は山(絞り水が出る)が近い為、すっぱり無くしました。だいぶ「風」が抜けるようになりました。めでたしめでたし・・・。
夏景色
【夏景色】なつけしき
「内房の楽園」の夏。
完成してから2年が経ちました。芝も綺麗にそろい、まさに楽園!
(プシュッ あっ ビール開いちゃいました!)爽風が濃青稲の頭をなでながら、竹林を揺らし夏空へ飛んでいきます・・・。
納 屋 【建方】
【納屋 建方】
24坪ほどの納屋。もちろん無垢材のみ!しっかり乾燥材です!
なんと杉の梁は無節!!(棟梁!奮発したねぇ!!)
このまま民家にしたいぐらいの立派な内容です。松のタイコ梁も3間飛ばしてますよ!
「大黒柱の家」【東京 世田谷区】
【タイコ梁】
丸太の両脇を製材したもの小屋梁に「松のタイコ梁」を組みました。もちろん国産材。
上下面が木の丸みがでています。少し前までは多用されてました。正面が製材した面。
あなたのお宅にもあるかも?天井裏を除いて見てください。天井を外し、吹抜けにして「タイコ梁」を磨けば家の魅力UP!
伊東屋珈琲 【群馬 桐生市】
【伊東屋珈琲】 いとうやコーヒー 平成17年秋開店
先日、久々に伊東屋さんに訪問してきました。(古民家スタイルNo.6取材以来)
新潟県は糸魚川より、織物の町 桐生市に移築再生。
鉄砲梁が多くあります。
街にはのこぎり屋根の織物工場が散在しており、風情がある街です。(近代遺産50選にも選ばれてます)
内装は洋のアンティークでまとめられてます。和と洋が見事に融合されてます。ご主人が豆を現地買付け・輸入・焙煎・販売とこだわりの珈琲。スペシャルティ珈琲は絶品!!
遠方より「この一杯」「この空間」を堪能しに来るそうです。
なんとご主人は「世界バリスタ選手権」の審査員です。(近々中米に行くそうです)
桐生の街探訪をして、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ電車にゆられ、うどんをすすり、伊東屋珈琲で至福の一杯。決まりですね。
伊東屋珈琲 : 群馬県桐生市相生町2-588-75
定休月曜日: 伊東屋珈琲 ←←HPへ
「大黒柱の家」 【東京 世田谷区】
【大黒柱 恵比寿大黒柱】 家の中心にある太い柱
大 黒 柱 6寸角(180㍉) ヒノキ (奥側)
恵比寿大黒 5寸角(150㍉) ヒノキ (手前)
ともに6m弱の長さ。
松のタイコ梁が間に差鴨居として入ります。(家のボリュームに合わせた為、大黒と言っても今回はあまり太くないです。)
頼もしさを感じますね。
生活上、構造上 主要な柱となります。
今回の建前も大工さんと一緒にカケヤ(木の大きなハンマー)を振り回しました。
手の平が筋肉痛になるんですよ。建前は気持ちいいですね!
上棟吉日大安快晴!
*今迄、上棟日に雨が降った事が一度も無いんです。~ 構造見学 お待ちしてます ~
床の間【オープンハウス】
【 床の間 】とこのま「新」
畳敷きの床の間
落掛は白竹2本
床柱は搾り丸太
奥には踊り場があり、空間がつながります。背面のスリ硝子は引戸。右に引けば開放します。
床の間としてはかなりの変則技。
開けて日常、閉めて接客。
伝統的な形態を踏襲するのではなく、伝統を超え、新しい発想で高価な材は使わず、ありふれた素材で ”数寄の心〟を表現してます。
次は端午の節句ですね。
囲炉裏テーブル
【囲炉裏テーブル】 いろりてーぶる
炭火で魚を炙ってちょっと熱燗を・・・。
金網でお餅や時にはお肉を・・・。
しかし、家族の了解がなかなか・・・。火をいじっていると飽きないですよね。(特に男性は同感すると思いますが)
そんな時にこれ。移動も可能。足を短くすれば和室に置けます。
デッキに出せばBBQ風にも。
熊家では特注家具も造ってます。
囲炉裏テーブル:50.000円~