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Mar 20, 2019

長ホゾ 【オープンハウスこだわり2】

シリーズ:見えなくなる所にこだわっています【 長 ホ ゾ 】

*ホゾ(枘):柱の先を凸状にした部位。土台などには凸が入るよう凹状にする。

土台と柱をつなぐ場合、通常はホゾは土台の半分です。(短ホゾ)側面に金物でとめます。
これだと金物頼みです。今回は昔ながらの工法で「長ホゾ」凸を長くして、土台を貫通しています。

凸が長いので込み栓(土台の側面の突起:15㍉角×12㌢)を土台の側面から打ち込んであります。
車で例えると「軽く閉めたドア」と「バシッと閉めたドアにロックし、更にチャイルドロックがかかっている。」くらいの違いでしょうか。

(金物は信頼できる物も多数ありますよ。誤解のないよう。)

【 キソパッキン 】

土台と基礎の間にある、黒い物体がキソパッキン。(厚20㍉120×200㍉:硬質プラスチック製)
基礎に四角く「風穴」を開けるのが今まででした。
キソパッキンの利点。
・どの方向からも風が抜ける。風穴の2倍の通気性(シロアリが着にくい)
・土台の下側に湿気がたまらない。(家が長持ち)
・基礎に欠損(風穴)が無い。(連続性のある丈夫な基礎)

土台の継ぎ方(写真中央、節の左側)
難しい形をしてますね。
色々な部位がこの方法です。
こちらの説明は後ほど。